【新着記事】2022/5/16 ゆか先生のかるた教室▶︎

【競技かるたを始める|STEP4】札を払ってみる《札の並べ方、払い方のルール》

【STEP4】札を払ってみる

こんにちは!Karuta Club副部長のなっちゃんです。今日はかるたを始める5STEPの中の、STEP4についてお話します♪

この記事の概要

競技かるたを始めよう!」と思った方へ

  • 札の払い方を説明します
  • 札を払うポイントが分かります

「払い手」とは

B男
B男

やっと札を払えるぞー!

競技かるたといえば、札を払い飛ばすスピード感!今回は、札を上手に払えるようになるためのポイントを解説します。一緒に「払い手」の練習をしていきましょう!

A子
A子

そもそも、「払い手」って何ですか?

…という方もいらっしゃると思うので、サクッと説明しますね。
とはいえ、実際の「払い手」をみてもらった方が早そうなので、まずはこちらをご覧ください。

おお〜速い!かっこいい!


これが「払い手」です。言葉で表すならば、「読まれた札を、勢いよく払い飛ばす取り方」。競技かるたでは、最も使用頻度の高い取り方(手の使い方)です。

「払い手」の使用頻度が高い理由

A子
A子

なんで「払い手」が一番使われるんですか?

かっこいいからだ!間違いないね!

確かにかっこいいのですが(笑)、「払い手」が多用されるのにはちゃんとした理由があるのです。
それは、ズバリ「速く取れるから」。これにつきます。

では、なんで「払い手」を使うと、札を速く取ることができるのでしょうか?

理由① 加速することができるから

A子
A子

確かに、普通に札に触るよりも、スピードに乗って取れるから早く取れそうですね!

はい、そうなのです。言わずもがな、競技かるたで勝つためには、読まれた札を、相手よりも速く取ることが肝心。

「あ、読まれた札はここだ!」と札の場所がわかったタイミングが相手と同じ場合、読まれた札に手が到達するスピードが速い方が有利なことは当然ですよね。

この「読まれた札に手が到達するスピードを速くする」ための取り方が「払い手」なのです。
普通に札を押さえるよりも、「払い手」は加速ができる分、速く札に触れます

理由② 札に直接触らなくても、競技線の外に先に出せば、取りだから

B男
B男

何だその新ルール!初耳だぞ!

A子
A子

ちょっと待って、「競技線」って何?

みなさん落ち着いて!大丈夫、ちゃんと説明しますね。まずは、「競技線」についてから。

競技かるたには「自陣と相手陣が存在する」というのは、既にご存知の通り。札を自分と相手で半分こにして、自分の手持ちの札は、自陣に好きなように並べられましたね。

そのとき、自陣の範囲と相手陣の範囲を決めておかなかったら、どうなるでしょうか…?

B男
B男

僕なら、相手に自陣の札を取られないように、自陣を広くして相手から遠い位置に札を置きますね!

A子
A子

B男、ずるい!

ずるいですが、B男くんみたいなことをする人は出てきますね。そうした「ずる」が発生しないように、競技かるたでは、陣地の範囲をあらかじめ決めています。

それがこちら。そして、写真の赤い四角枠線を「競技線」と言います。

A子
A子

結構細かく決められているんですね

そうなのです。これから「払い手」の練習をしていきますが、その時は、このルールに従って札を並べたうえで払うようにしましょう!

B男
B男

この競技線の外に出せば、僕の取りになるってことですか?

その通り。しかもそれは、読まれた札に直接触っていなくても、競技線の外にその札を出せばOKなのです。もちろん、「相手より速く」ですよ。
極端な例ですが、これでもOKということ。

A子
A子

このルールなら、払い手を使った方が有利ですね!

はい。『ちはやふる』の「千早」もそうですが、実際の競技かるたトッププレイヤーが払い手を使う理由はこれです。
競技かるたで勝つためには、「払い手」の習得が欠かせない、ということなのです。

札の払い方

「払い手」の重要性がわかったところで、札の払い方を伝授しますね♪
札を払うまでの大まかな流れはこちらです。各ステップごとに詳しく解説します。

札い手の練習ステップ
札を並べる
構える
札を払う

STEP1.札を並べる

先ほど見せたこちらの写真の通り、ルールに従って札を正しく並べてください。相手陣の分も並べてくださいね♪
ゆくゆく競技かるたが強くなるためには、札と手の距離感が大事になってきますので、札は正しく並べて払い手の練習をすることをおすすめします。

横の長さの測り方

横87cmの長さを測るのはちょっと面倒くさいですよね。私はこのように、「87cmが自分の腕だとどれくらいの長さになるのか」をあらかじめ計測しておき、札を並べる時は、自分の腕を使って測るようにしています。

※「87cm=札16枚+1/2枚」として、札を使って計測する方もいますが、実際は若干87cmより短いようです。

STEP2.構える

正しい払い手は正しい構えから。さまざまな構え方がありますが、まずは基本的な構え方から始めましょう。

まず、足の指を立てて正座をします。そのうえで、少し足を広げます。目安は肩幅程度です。

利き手は握り拳を作って、手元の競技線ギリギリの位置に置きます。

利き手と反対の手は、体を支えられる位置に置きましょう。

STEP3.札を払う

ここまでできたら、思いっきり札を払ってみましょう!
まずは、見様見真似でOKです。こちらの見本動画を参考に、払ってみてください♪

B男
B男

どこを払えばいいですか?

好きなところを払ってOKですが、迷うようであれば、まずは敵陣の右下段(左利きの方は、敵陣の左下段)を払ってみましょう。


なぜなら、自分の手から一番遠い位置にあり、取るのが大変な場所だからです。遠い場所こそ、速く取れると有利です!

「払い手」のポイント

B男
B男

うーん、難しい!気をつけるポイントがあったら教えてください!

最初はお手本通りに払うのは難しいですよね。上手な払い手をするために、気をつけるべきポイントはこちらです。

  • 腕は力まず、ムチのように使う
  • 札に触れるのは指先だけ
  • 狙った札まで直線距離で手を動かす

今はこの3つのポイントを抑えて払えていれば大丈夫です♪

まとめ

今回は「払い手」について説明しました。「払い手」ができると、ぐんと試合に有利になります。
「競技線」についてなど、ちょっと細かいルールの説明も挟んでしまいましたが、正しい並べ方・構えで、ポイントに気をつけながら「払い手」をしてみてくださいね♪

A子
A子

よーし、今日からは払い手で札を取ってみます!

B男
B男

ひい〜札を払いすぎて筋肉痛になりそうだ〜


あ、そうそう、札を払うときは、危ないものが置いてない、安全な広いところで行ってくださいね!
次回はいよいよ最後。STEP5「決まり字を覚える」です。大変そう…と思われる方も多いですが、覚え方のヒントをお伝えしますので、ご安心を♪詳しくは次の記事へどうぞ。

【STEP5】決まり字を覚える 【競技かるたを始める|STEP5】決まり字を覚える