こんにちは!Karuta Club副部長のなっちゃんです。今日はかるたを始める5STEPの中の、STEP3についてお話します♪
「競技かるたを始めよう!」と思った方が
- 覚えるべき3つの基本ルールがわかります
- 簡単な試合ができるようになります
- 遊び方のモデルケースをご紹介します
目次
初心者が全てのルールを覚える必要はない

かるたってルールが複雑そう…

何から覚えればいいんだ…
安心してください、大丈夫です!
初心者さんが最初に覚えるべきルールは、たったの3つ。

えっ、3つだけでいいんですか?!
はい!もちろん、競技かるたには他にもルールが存在しますが、初心者さんはまずは3つ押さえておけば大丈夫。その他の細かいルールは慣れてきてからゆっくり覚えていきましょう。

で、その3つって何ですか?
焦らない焦らない!この後、ご紹介しますね♪
初心者が覚えるべきたった3つの基本ルール
友達と簡単に遊ぶために、初心者が覚えるべき3つの基本ルールは以下の通りです。
- 自陣の札を0にしたら勝ち
- 相手陣の札を取ったら自陣の札を1枚送る
- お手つきしたらペナルティ
※Karuta Clubが「初心者が楽しく伸びていくために大切だ」と考えるエッセンスを、競技かるたの公式ルールの中から選出しました。詳細なルールは割愛している点、ご了承ください。
①自陣の札を0にしたら勝ち
競技かるたには、「自陣」と「相手陣」が存在します。
こちらは実際に試合をしている写真ですが、ちょうど真ん中で、自陣と相手陣に分かれていることがわかりますでしょうか?

競技かるたでは、試合を始める前に、札をシャッフルして、自分と相手で半分こにします。
自分の手元に取った札は、自陣エリアに好きなように並べます。

並べました!

A子、勝負だ!たくさん取った方が勝ちなんですよね?
違います!ここが初心者がつまずきやすいポイント。
実は、競技かるたは、たくさん札を取った方が勝ちなのではなく、自陣に置いた札を先に0にした方が勝ちなのです!
これは3つの基本ルールの中で最も大切なルールですので、しっかり押さえてくださいね。
②相手陣の札を取ったら、自陣の札を1枚送る

あれ?でもそれだと、相手陣に置いてある札を私が取った時、相手の持ち札が減るから、不利になっちゃうんじゃ…

確かに!自陣の札を取った時はいいけど…
いいところに気がつきましたね!そうなのです。自陣に置いた札を自分で取った時は、自陣から1枚減るので良いのですが、相手陣に置いてある札を取った時は、相手陣の札が1枚減るので、せっかく取ったのに不利になってしまいますね。
そうならないように、競技かるたでは、「相手陣の札を取った時は、自陣の札から好きな札を1枚選んで送る」という決まりになっています。
これなら、相手陣の札を取っても、自陣の札をちゃんと減らせますね♪
このルールを覚えないと、相手陣の札を取ったときに損しちゃいますので、しっかり覚えましょう!
③お手つきしたらペナルティ

やっべ、違う札に触っちゃった…

あ!B男くんお手つきだ!1回休みですか?
おっと、「お手つき」の説明を忘れていました。
読まれた札と違う札を触ってしまうと「お手つき」です。この場合、「お手つきをしていない人が、お手つきをした人に、自陣から好きな札を1枚選んで送る」ことができます。要はペナルティですね。1回休みではないので注意しましょう。
今回の場合だと、A子さんがB男さんに、自陣から好きな札を1枚選んで送ることになります。

げげげ…お手つきには気をつけよう…

二人とも同時にお手つきしちゃったらどうするんですか?
いい質問ですね!二人ともお手つきをした場合は、何もしません。つまりお互いにペナルティはなし。送りは発生しません。お互いさま、ということです。
お手つきも大事なルールです。お手つきをしないように気をつけつつ、相手がお手つきをした時は札を送ることを忘れないようにしましょう。
友達と遊ぶ
3つのルールを押さえたら、友達と遊んでみましょう♪
札の並べ方や払い方など、細かいことは気にせず、とにかく遊びまくってください!
100枚使わなくてもOK。最初は10枚VS10枚など、少ない枚数から始めてみましょう。
Karuta Clubとしては、初心者に「かるたって楽しい!」と思っていただきたいのです。最初にかるたを楽しいと感じた人ほど、指導もしやすく、伸びやすいと思います。
遊ぶときの便利ツール
札を読み上げてくれる人がいれば、読んでもらいましょう♪

あの、A子しかいなくて、読んでくれる人がいません…
大丈夫です、安心してください!
札を読み上げてくれる無料のアプリがあります。
川瀬部長お手製のKaruta Club公式アプリです。後々、練習にも使えますので、ぜひダウンロードしてみてくださいね♪

実は、競技かるたでは、かけっこの「ヨーイドン」の代わりに前に読まれた札の下句を使います。
そのため、次の札がいつ読まれるか分かって、札を取る準備ができるのです。
最初は、歌を上の句、下の句の順番で普通に読んで遊べばよいと思いますが、札を取るのに慣れてきたら、こちらの動画を参考にして、競技かるたの読まれ方で取るのに挑戦してみてください。
遊び方モデルケース
お友達が2人以上いれば、1対1の対戦形式もできますが、ここではそれ以外の遊び方をご紹介します。
1対1の対戦形式に飽きてきたら、ぜひチャレンジしてみてください♪
- 1対1形式の試合の拡張版
- 大人数向け
- 2チーム戦
ポイント両チームの実力がトントンになるくらいがちょうど良いです。
みんなで混ぜ混ぜし、ランダムに取り分けましょう。状況に応じて、枚数を減らしても構いません。
好きなように配置して構いません。目安は3行に収まるように並べるのが良いです。
ポイント「誰がどこを取るか?」など、チーム内で作戦を立てても面白いですね!
後の流れは、1対1形式の試合と同じ。

ルール①の通り、先に自陣の持ち札を0にしたチームが勝ちです!
- 大人数向け
- 複数チーム戦
- チームの数だけ経験者が必要
実力がトントンとなるように、チーム分けをします。
各チーム、親(リーダー)を一人決め、その他は子(メンバー)となります。
ポイント親は経験者が務めましょう。
なるべく当分してください。チーム数に応じてですが、枚数が足りないようならば、札は2組(100枚×2箱)使用してもOKです。
親の都合が良いように並べて構いません。これが自分チームの陣地となります。
子は、敵チーム親の対戦相手という位置付け。各敵チーム陣地に、子を一人派遣します。子は、敵チーム親と向かい合うような形で座ります。つまり、親は、各敵チームから派遣された子に囲まれて試合をするイメージです。
ポイント①親が自分チームの陣地にある札を取った場合
何もしません。自分チームの陣地の手持ち札が1枚減ります。
ポイント②子が敵チーム親の陣地から札を取った場合
ルール②に則ります。子は、自分の親の陣地にある札を、1枚敵陣に送れます。送る札は、自分チームの親が決めます。
ポイント③親がお手つきをした場合
ルール③に則ります。お手つきをした親のチームへ、お手つきをしていない親のチームの陣地から、 任意の札を1枚送ります。親のお手つきは、かなり痛手です。
ポイント④子がお手つきをした場合
ルール③に則ります。お手つきをした子が派遣されていたチームの陣地から、お手つきをした子が所属するチームの陣地に、任意の札を1枚送ります。
おまけ試合の途中で、子の派遣先チームを変えてみましょう!より面白くなりますよ!

ルール①の通り、先に自陣の持ち札を0にしたチームから、順位付けします!
まとめ
今回は、初心者が友達と簡単に遊ぶために覚えるべき3つの基本ルールを説明しました。
もう一度おさらいしましょう。
- 自陣の札を0にしたら勝ち
- 相手陣の札を取ったら、自陣の札を1枚送る
- お手つきしたらペナルティ
この3つを押さえておけば、今すぐ簡単な試合ができますよ♪

よーし、勝負の続きだ!

負けないわよ!
次回は、STEP4「札を払ってみる」です。競技かるたで友達と遊ぶときに知っておくと良いポイントをお教えしますね♪
