こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
今回は復習と新しい札3枚を覚えましょう♪
競技かるた初心者さんに、
- 「なげき」「ありま」「さ」の決まり字を教えます
- 文字が読めなくても覚えられます
- 1枚札(むすめふさほせ)の復習と練習方法がわかります
はじめに
新しい札を覚える前に…
この札の決まり字は何でしょうか?
左から「あらざ」「おぐ」!
正解!札の最初に「い」と書いてある札を集めてみました。
この4枚で取れたら新しい札を覚えましょう!
本日の3枚
「なげき」
なげきつつ ひとりぬるよの あくるまは いかにひさしき ものとかはしる
この札は「なげき」です。
「い」と最初に書いてありますね。
青丸「し」が2つ。
涙のような汗のような「なげき し💧し💧」が特徴です。
字が読める人は、黄色で囲った「いか」を見て…
「なげき いか」で覚えてもよいです。
上の4枚に「なげき」の札を入れて取る練習をした方がよさそう…
そうですね。80枚を超えてくると混乱する人も増えてきます。
でも、焦らなくても大丈夫。
できたら次に進みましょう♪
👉動画で覚えたい方はYouTubeへ
「ありま」
ありまやま ゐなのささはら かぜふけば いでそよひとを わすれやはする
この札は「ありま」です。
この札も最初に「い」と書いてあります。
赤丸の「す」(たか)2つが特徴です。
「す」(たか)につつかれて「ありゃま!」「ありま!」のイメージです。
字が読める人は黄色で囲った「いて」を見て…
「ありゃま!いて」
「ありま いて」で覚えてもよいです。
「ありま いて!」みんなで転がって覚えたよ
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「さ」
この札も最初に「い」と書いてあります。
違いを見てみましょう。
さびしさに やどをたちいでて ながむれば いづこもおなじ あきのゆふぐれ
「さ」という札です。
赤三角が特徴的です。
さんかくの「さ」のイメージ。
字が読める人は、黄色で囲った「いつも」を見て…
「いつも さびしい」
「いつも さっと取る!」
と覚えてもよいです。
「いつも さ」で払うとすぐに覚えられますよ
「い」が最初に書いてある札は7枚もあります。
7枚で散らし取りをしてもおもしろいですね♪
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1枚札(むすめふさほせ)の復習
1枚札は、1文字目の音だけ聞けば他の札と間違えずに取ることができる札です。
※もっとくわしく知りたい方は、こちらの記事が参考になるでしょう。
今回「さ」を覚えたことで、1枚札コンプリートです。
1枚札は「む」「す」「め」「ふ」「さ」「ほ」「せ」の7枚で、よく「むすめふさほせ」と言います。
ここで復習しておきましょう。
この記事で覚えた札
レベルアップ
1枚札の定位置の決め方
1枚札を完ぺきに覚えた人は、定位置を決めて早く取れるようになりましょう。
「定位置とは?」という方はこちらをご覧ください。
わたしは7枚バラバラの場所に置くことをおすすめしています。
理由は2つ。
- 相手が狙いにくい・暗記しにくいから
1字決まりは下段に並べる選手が多いです。(1字決まりを下段に並べて速く取るように指導する会が多いためです。)
なので、下段の暗記に慣れている選手も多いです。
あえてバラバラに置いて、相手を惑わせましょう。 - お手つきを減らせるから
1字決まりをグループで覚えている初心者さんが多いです。
そのため、「1字決まりだ!」と思ったら、出札でなくても思わず1枚札を払ってしまうお手つきも多いです。
バラバラに置くことで、そうしたお手つきを防げます。
本シリーズで7枚セットで覚えないのも、これが理由です。
「むすめふさほせ定位置練習法」
先に下の動画を見ると、イメージしやすいと思います。
- 1枚札「むすめふさほせ」7枚を定位置に置く
- 敵陣上段に札を置く
敵陣上段は払う時に引っかけやすいためです - かるた読み上げアプリで1枚札だけ選ぶ
「Karuta Chant」がおすすめ - 読まれた1字札を払う
繰り返しましょう
定位置で取る練習を繰り返すと無意識で速く払えるようになり、レベルアップします。
試してみてくださいね♪
まとめ
今回は新しい札「なげき」「ありま」「さ」の3枚を覚えました。
また、1枚札「むすめふさほせ定位置練習法」も紹介しました。
参考にして頂けたらうれしいです。
次回(34日目)は、新しく3枚の札の決まり字の覚え方をご紹介します。お楽しみに!