こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
今回も新しく3枚覚えましょう。
今回は、決まり字の変化がいつもより複雑な札もあります。
復習しながら進めますので、安心してついてきてくださいね♪
競技かるた初心者さんに、
- 「やまざ」「あさぼらけう」「あさじ」の決まり字を教えます
- 文字が読めなくても覚えられます
本日の3枚
「やまざ」
やまざとは ふゆぞさびしさ まさりける ひとめもくさも かれぬとおもへば
これは、「やまざ」という札です。
「め」がこの場所にあるのは、この「やまざ」と「あまつ」だけです。
文字が読める人は、黄色い丸「と さ」に注目。
「やまざ と」の「さと」と覚えるとよいでしょう。
まずは、「やまざ」と「あまつ」の2枚で取る練習をしてくださいね
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ここで、ちょっと復習。
この札は何でしょうか?
山だから…「やまが」!
大正解!
「やまが」と「やまざ」は友達(共札・友札)です。
同じ陣地にあるか、どちらか片方が読まれたら「やま」だけ聞けば取れますね。
ですが、決まり字をしっかり覚えるまでは、「やまが」なのか「やまざ」なのか…最後までよく聞いてから取るように練習しましょう。
共札(友札)の定位置は、離して置くことをおすすめします。
理由は、共札(友札)をそろえると敵に狙われやすいから。
とくに子どもの場合、どうしても大人の速さにはかなわないため、離して置いて、聞き分け勝負にかけましょう。
「あさぼらけう」
あさぼらけ うぢのかはぎり たえだえに あらはれわたる せぜのあじろぎ
この札は、「あさぼらけう」です。
「あ あ」が特徴的ですね。
「せ せ」に着目してもよいでしょう。
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「あさじ」
あさぢふの おののしのはら しのぶれど あまりてなどか ひとのこひしき
こちらは「あさじ」。
取り札を見てみましょう。
「ひ ひ」が特徴的でしょうか。
字が読める人は、「あさじ ゅうす(朝ジュース) の あまり」で覚えてみましょう!
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「あさぼらけあ」と「あさぼらけう」は友達(共札・友札)ですよね?
ってことは、同じ陣地にあるか、片方が読まれたら「あさ」で取れるってわけか!
う〜ん、惜しい!
「あさ」から始まる札には、いま覚えた「あさじ」も含まれます。
なので、「あさじ」もお友達(共札・友札)です。
「あさぼらけあ」と「あさぼらけう」が同じ陣地にあっても、「あさじ」が違う陣地にあったり、「あさじ」がまだ読まれていなかったりする場合は、「あさ」ではなく「あさぼ」で取れます。
注意しましょう!
「あさぼらけあ」「あさぼらけう」「あさじ」が全てそろっていたり、3枚のうち2枚が読まれたら、「あさ」で取れるんですね!
その通りです♪
「あさぼらけあ」「あさぼらけう」「あさじ」の3枚で取る練習もしてくださいね
「あさぼらけあ」「あさぼらけう」は決まり字が6文字と長いですね。
決まり字が長い札は、大山札と言います。
他にも、「わたのはらや」「わたのはらこ」などがありますね。
決まり字を覚えたての時は、決まり字を最後までしっかり聞いて取るように心がけてください。
おわりに
今回は3枚の札を覚えました。「やまざ」「あさぼらけう」「あさじ」でしたね。
「あさ」で始まる札は3枚あり、決まり字の変化がちょっと複雑です。
決まり字を覚えるまでは、決まり字通りに取る練習をして、慣れてきたら決まり字の変化についていけるようになりましょう!
次回(17日目)は、新しく4枚の札の決まり字の覚え方をご紹介します。お楽しみに!