【競技かるた|名人戦|母親コラム①】子どもが名人になれた理由・やめそうになった時の対処法

こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。

今回は、競技かるた名人位になり夢を叶えた川瀬部長の経験をお伝えします。

競技かるただけでなく、夢を叶えたいと頑張っている方やその夢を応援している方に、ご自分と照らし合わせて参考にしていただけたらと思います。

この記事の概要

名人戦で応援してくださった方夢に向かって頑張っている方子どもが習い事をしている保護者の向けの記事です。

  • 子どもが名人位までたどり着けた理由が少しわかります
  • 子どもが楽しく続けるための工夫の仕方がわかります

はじめにー名人戦で応援いただいた方々へのお礼

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、「ゆか先生」は川瀬部長の「母親」です。
この度は、将義のためにあたたかいご声援をいただきまして、誠にありがとうごさいます。

おかげさまで息子は、2022年1月8日(土)に第68期競技かるた名人位をたまわることができました。

決定戦に至るまでにも、幼少期から多くのかるた会・大会運営に携わる方々に支えられてきました。

この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうがざいました。

これからもお指導ご鞭撻のほど、よろしくお願い申し上げます。

名人になれた理由

将義が名人にたどり着けた理由は多々あると思います。
しかし、突き詰めると下記の2つではないでしょうか。

  1. 小倉百人一首に出会ったから
  2. やめなかったから

1.小倉百人一首に出会ったから

これについては過去記事で触れていますので、そちらをご覧ください。

【競技かるた|遊び方】小倉百人一首を使った遊び〜「ごっこ遊び」「坊主めくり」「いろてん」〜競技かるた導入におすすめ〜伝統文化継承

2.やめなかったから

この記事では、「2.やめなかったから」に焦点を当てます。

将義も一人間。
競技かるたを「やめそうになった瞬間」がまったくなかったわけではありません。

振り返ると、何度も競技かるたを「やめそうになった時」がありました。
その中で、今回はかるた会に入会する前の下記2つを取り上げます。

かるたをやめそうになった時〜かるた会入会前〜
  1. 弟が生まれて忙しくなった
  2. 本人が「やめる!」と言い出した

では、上記について、くわしくお話しします。
子どもがやめそうになった時に、わたしが行った対処方法もご紹介しますね。

やめそうになった時① 弟が生まれて忙しくなった 

川瀬部長は3兄弟の長男です。
小倉百人一首のかるた取りができるようになったころ、弟が誕生しました。

それはそれは日々忙しく、かるたで遊んでいる暇などありません。
競技かるたをしない日がどれくらい続いたかわかりません。

久しぶりに遊んでみると…

取れなくなっていた!

あの時、

「もういいかな…」

と、やめていたら。
今はなかったかもしれません。

ゆか先生の対処法
  • すぐに覚え直した
    忘れてしまった本人もショックを受けていたので…。
    幸い、一度覚えたことは、記憶がよみがえるのも早かったです。
  • 毎日継続することにした
    また忘れるという経験をしないように、毎日練習することにしました。
    親にとっても子にとっても、毎日練習することは、この時に刷り込まれました。
ゆか先生
ゆか先生

忘れて思いだす作業に時間をかけるより、毎日継続した方が楽ですよ♪

やめそうになった時② 本人が「やめる!」と言い出した

下記の記事でくわしく書いています。

【競技かるた|名人戦|母親コラム②】子どもが名人になれた理由・やめそうになった時の対処法

楽しく続けるための工夫

ママ
ママ

毎日継続って言われると大変そう…

そうですよね。 
親も子も楽しくなければ続けられません。

そこで、楽しく続けるためのちょっとした工夫をお伝えします。
それは、以下の2点です。
順番に解説しますね。

  1. 短時間で終わらせる
  2. 成果を見える化する

①短時間で終わらせる

長くやろうとすると、練習を始めること自体が嫌になったりします。

まずは歯磨きより短い時間からスタート。
下記のような練習から始めましょう。

  • 1日1枚覚える
  • 1日2分札流しをする
ゆか先生
ゆか先生

当時は、1日5枚ぐらいでかるたを取るのに付きあっていました。

ママと遊べる楽しい時間だから続けることができたのですね。

②成果を見える化する

毎日続けて楽しいならばよいのですが、ちょっとつらいな…と思ったら、やめたくなってしまうのが子ども。

そこで、わたしは下記のようなことをして、成果を見える化していました。
よかったら参考にしてください♪

  • カレンダーに丸をつける
    練習した日に丸をつけていました。
  • 覚えた札を輪ゴムでとめる
    増えるとうれしいようです。50枚を超えたら覚えていない札をとめていました(減るとうれしい)。
  • すごろくを作る
    札を覚えるたびに、コマを進めていました。
    スタートが1、ゴールが100です。
    好きなキャラクターのコマが進むと楽しいようです。
    ときどき、ごほうび地点を作って、楽しさを倍増させていました。
  • グラフを書く
    覚えた枚数・札流しのタイムをグラフに。
    算数の勉強にもなりました。

    ▶︎札流しタイム計測についてはこちら
  • 本にシールを貼る
    百人一首の本の覚えた歌のページに、シールを貼りました。
古典の学習 小倉百人一首 
著者宗政五十緒 発行者廣幸俊彦 中央図書
覚えた歌のページにシール(ドラえもん)を貼っていた
川瀬将義名人!こそこそ噂話

上の本は将義(3歳)の愛読書だったそうです。
まだ字が読めなかったのに、朝起きると眺め、寝る前に眺め…。

「何がおもしろいのかしら…?」
お母さんは不思議だったそうな。

ゆか先生
ゆか先生

見える化することで達成感自己肯定感が生まれます。
三日坊主OK!また始めればよいのです。

おわりに

今回は、名人位決定戦を応援してくださった方々へのお礼と、競技かるただけでなく「夢を叶えるにはどうすればよいのか」について、経験をもとにお伝えしました。

何が正しいのか悩みながら奮闘している方に、少しでも参考になれば幸いです。

次回は、【やめそうになった時② 本人が「やめる」と言い出した!】です。

ついに本人の口から「やめる」の言葉が!
どう乗り切ったのか?!やめてしまったのか?!

乞うご期待。