こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
今回は、札流しを楽しく続けるための連勝方法「札流し対決」についてご紹介します。
その後に新しく2枚の決まり字を覚えます。
競技かるたの試合ができるようになり、ますます面白くなってきたころ。
その勢いで頑張りましょう!
競技かるた初心者さんに、
- 楽しく札流しするための「札流し対決」をご紹介します
- 「おぐ」「あらざ」の決まり字を教えます
- 文字が読めなくても覚えられます
【動画で対決】50枚札流し(札落とし)
過去記事で、札流し(札落とし)のやり方をご紹介しました。
50枚を覚えた節目ですし、楽しく札流しをするための札流し対決をしましょう!
札流し対決は、他の人とどっちが速く札流しを終えられるか勝負するゲームです。
今回は、わたしのかるた教室に通う小学生の初心者さんが、50枚を使って札流し(札落とし)をしている動画を用意しました。
この動画に登場する初心者さんと勝負です!
動画の再生と同時に札流しを始めて、どちらが速く札流しができるかを競ってみましょう。
- 決まり字を覚えた札をよく混ぜて50枚取る
※50枚以上を覚えた人も50枚です
※好きな札を見て選んだらダメですよ - 持ちやすい量の札山に分けて、裏返しにして置く
- 動画のスタートを押し、「よーいはじめ」を合図に札流し(札落とし)をする
※間違えた札は、後ろへまわしましょう
▼さっそく札流し対決をする
※「はるの」を「はなの」と言い間違えたので、そっと取り出し最後に入れました。流れを止めないためです。
※「あわじ」がなかなか言えなかったので、助け舟を出しました。多少の補助はOKにしましょう。
いかがでしたか?
動画は札が見えるように撮りました。
いっしょに決まり字を言ってみてください。
知らない札を覚えられるかもしれませんよ。
動画の初心者さんより速くできた方はおめでとうございます!(昨日の自分より速ければまったく問題ありません)
新し札を覚えていきましょう!
遠くの地域でがんばっている子の姿を見るのは励みになりますね。
勝てた人は、60枚VS50枚で対戦してもよいですよ。
何度も負けてしまう人は、自分で札流し動画を撮って、昨日の自分と勝負するのはいかがでしょうか?
本日の2枚
先生! すごく似ている札があります。
「いまひとたびの」までが同じですね。
でも、安心してください。着目点を変えれば簡単ですよ。
それでは左の札「おぐ」から見ていきましょう。
「おぐ」
をぐらやま みねのもみぢば こころあらば いまひとたびの みゆきまたなむ
百人一首の札が入っている箱を見てください。
「小倉百人一首」と書いてありますね。
京都にある小倉山荘の障子に張った百枚の色紙に、藤原定家が書いていたため、「小倉」がついているとのこと。
その場所「おぐらやま」の札です。
決まり字は「おぐ」。
赤丸の「ま ま」が特徴ですね。
字が読める人は、黄色で囲った「みゆき」に着目!
「おぐらやまの みゆきちゃん」で覚えてもよいです。
百人一首の「ママ」のような地名の歌なので、「おぐ まま」でもよいですね。
「おぐまま」 尾木ママ♪
もう忘れませんね!
👉動画で覚えたい方はYouTubeへ
「あらざ」
あらざらむ このよのほかの おもひでに いまひとたびの あふこともがな
この札は「あらざ」で、「あらし」の共札(友札)です。
「あらし」のように、赤丸で囲った「ひと ひと」がバラバラに飛んでいるのが特徴です。
「あら!雨がザー」「あら!ざー」「あらざ」のイメージで覚えましょう。
「あらざし」♪
字が読める人は、黄色で囲った「あふこ」に注目して、「おぐ みゆき」じゃない方が「あらざ」と覚えてもよいです。
まずは「おぐ」と「あらざ」で練習をして、「あらし」も加えて取ってみましょう。
👉動画で覚えたい方はYouTubeへ
「あらし」の覚え方はこちらの記事をご覧ください。
まとめ
今回は、50枚を使った札流し対決と、新しく2枚の札「おぐ」「あらざ」を覚えました。
100枚コンプリートに向けて、1枚1枚進んでいきましょうね♪
次回(24日目)は、新しく4枚の札の決まり字の覚え方をご紹介します。お楽しみに!