【競技かるた|小学生|11日目】《決まり字の飽きない教え方》「つく」「なにわえ」「わび」の覚え方

こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。

今回は、3枚の決まり字を覚えましょう。
これまで覚えた札と、見た目が似ている札もありますので、復習しながら進めましょう。

それでは、スタート!

この記事の概要

競技かるた初心者さんに、

  • 「つく」「なにわえ」「わび」の決まり字を教えます
  • 文字が読めなくても覚えられます
注意事項

ここでお伝えする内容は、あくまでも、長年かるたを教えている「かるた教室の一講師」としての経験・考えにすぎません。もちろん、指導者によって考え方や指導方針が異なりますし、教え方に正解はございません。また、教える個々人に合わせて、指導は変えていくものです。万人に通用しない部分もあるかもしれませんが、ご了承くださいませ。

本日の3枚

「つく」

つくばねの みねよりおつる みなのがわ こひぞつもりて ふちとなりぬる

この札は、「つく」です。
取り札を見てみましょう。

」(たこ)が真ん中にいますね。

過去記事で覚えた「あさぼらけあ」の真ん中にも「」(たこ)がいますので、注意です!

あさぼらけあ」を忘れてしまった方やまだ覚えていない方は、こちらの記事でチェックを。

👉「つく」を動画で覚えたい方はYouTube

ちなみに、過去記事で覚えた「つき」と「つく」は、共札(友札)です。
自陣に両方の札がある、ないしは、「つき」「つく」のどちらか片方が読まれたら、「」だけ聞けば取れるようになります。

つきってなんだっけ…?」という方は、下の記事で復習してみてください。
共札(友札)についても、解説していますよ♪

つき」「つく」ともに完璧に覚えるまでは、「」だけ聞いて取ってしまうのではなく、左右に分けて、「つき」「つく」で取る練習をしましょう。
つき」「つく」を迷わず取れるようになったら、「あさぼらけあ」も混ぜて行ってくださいね。

ゆか先生
ゆか先生

敵陣を想定した逆さま取りも忘れずに。いま覚えている札を使った札流し(札落とし)もしましょうね。2分以内に言えたら合格です♪

「なにわえ」「わび」

B男
B男

ゆか先生!すごい似ている札を見つけました!

よく見つけましたね!
みをつくして」までが同じですね。

では、そっくりなこの2枚を順番に覚えていきましょう。
まずは、最初の札から。

なにはえの あしのかりねの ひとよゆゑ みをつくしてや こひわたるべき


この札は「なにわえ」といいます。

つくし わ」と書いてありますね。
上の、つくしが輪になっている変なイラストを思い出してください。

なにのえ何の絵)?」→「なにわえ」です(笑)

序歌の「なにはづに〜♪」が、そろそろ頭に入ってくるころなので、「なにはえ」も覚えやすくなっているかもしれませんね。

👉動画で覚えたい方はYouTube

続いて、もう1枚の札もみてみましょう。

わびぬれば いまはたおなじ なにはなる みをつくしても あはむとぞおもふ

これは、「わび」です。
つくし む」と書いてあります。

つくし」を、につけて、しゃしゃ食べるイメージです。

青丸「(タコ)」にわさびをつけてもよいですが、過去記事で覚えた「」も同じ場所に「(タコ)」がいるので、気をつけてくださいね。

👉動画で覚えたい方はYouTube

」を忘れてしまった方・まだ覚えていない方は、こちらの記事をチェックしましょう。

ゆか先生
ゆか先生

なにはえ」「わび」は間違えやすいです。まずは、この2枚で練習しましょう!

まとめ

今回は、新しく3枚の札「つく」「なにはえ」「わび」を覚えました。

つく」は、「つき」「あさぼらけあ」と一緒に練習しましょう。
なにはえ」「わび」は、この2枚で練習してくださいね。

覚えた札が増えてくると、競技かるたが楽しくなってきます。
毎日コツコツ、がんばりましょう♪

次回(12日目)新しく3枚の札の決まり字の覚え方をご紹介します。お楽しみに!