こんにちは!Karuta Club副部長のなっちゃんです。今日は、「『ちはやふる』は知っているけれど、かるたはやらないなあ…」という方に向けて、観て楽しむ競技かるたの魅力をお伝えします♪
「早速、競技かるたの動画を観たいよ!」という方は、冒頭のバナーから気になるコンテンツをチェックしてみてください♪
「競技かるたを観て楽しみたい」と思っている方へ
- 観て楽しむ「競技かるた」の魅力をお伝えします
- ルールがわからなくても、楽しく観戦できるようになります
- おもしろく・わかりやすく競技かるたを解説したYouTube動画をご紹介します
はじめに
みなさん、『ちはやふる』は知っていますか?
はい!読んだことあります!(太一派です!!)
映画みました!
かるた部に入っている子どもの影響で少しだけなら…
むむ?ということは、競技かるたを…?
あ、やったことはないですよ!
映画はおもしろかったけど、別にやらなくていいかなあって感じ…
子どもの練習を見てても、何をやってるのかさっぱりで…
あはは、そうですよね(笑)でも、大丈夫です、安心してください!
「今日からかるたをやりましょう!」という無理な勧誘はしません(笑)
今回はA子さん・B男さん・ママさんのように、
- 競技かるたをやるつもりはないけれど、楽しく観られるようになりたい
- ちょっとだけ観たことはあるけれど、あまりよくわからない
- 子どもが競技かるたをやっているので、少しでもわかるようになりたい
…という方に向けて、競技かるたを楽しく観戦するポイントをお伝えしますね!
そもそも競技かるたって?
ざっくりとしたルール
『ちはやふる』を映画でみたB男さん、競技かるたってわかりますか?
百人一首を使ったかるたでしょ!
そうですね。百人一首の札を相手よりも速く取り合うカードゲーム。一人VS一人で対戦する個人競技です。
ほんの少しだけ、ざっくりとルールを説明すると…
- 100枚の札から、ランダムに50枚を選ぶ
- 選んだ50枚を、相手と半分こにする
- 自分の陣地と相手の陣地に分かれているので、自分の陣地に好きなように並べる
- 読まれた札を取り合う
100枚全部の札は使わないんですね!
なんだよ、五十人一首じゃん!
あはは、確かにそうかもしれないですね(笑)でも、この「半分の札を使わない」というところが、競技かるたの魅力につながっています。
勝敗の決め方
では、今度はA子さんにクイズ。「競技かるた」では、どうやって勝敗を決めるでしょうか?
えっと、たくさん札を取ったほうが勝ちだと思います!
うん、普通はそう思いますよね。ですが、実は違っていて、先に自分の陣地の札を0枚にしたほうが勝ちなのです。
知らなかったわ!てっきり、取った枚数で勝ち負けを決めているのかと…
ここがよくある勘違いポイント。
競技かるたは、UNOやトランプのババ抜きと同じように、手札を0枚にしたほうが勝ちなんですね。
サッカーや野球といった、メジャーな「点取りスポーツ」とは違う点です。
この、先に自分の陣地の札を0枚にしたほうが勝ちというルールも、競技かるたの魅力につながっているポイントのひとつです。
競技かるたの魅力
ズバリ、「競技かるた」の魅力を一言で言うと、「スポーツ×ギャンブル※」です!
スポーツ???
ギャンブル?!
これだけ言われても、よくわかりませんよね。次から、競技かるたの魅力を「①スポーツ」と「②ギャンブル」に分解して、順番にお話ししますね。
※実際にギャンブルはしていません。あくまでも、運や確率といった要素があることを比喩的に表現しています。
競技かるたの魅力①「スポーツ」
かるたって百人一首を使うし、体育系というよりは文化系じゃないの?
うんうん、そう思う人も多いと思います。ですが、実はスポーツ的な魅力まんさいなんです!
先ほど説明しましたが、競技かるたは「札を相手よりも札を速く取るカードゲーム」でした。
つまり、速さが大事なんです!
競技かるたの試合を少しでも見たことがるかたはイメージしやすいかもしれませんが、札を払うスピード感は、素人が見てもじゅうぶんに見応えがあります。
確かに、子どもの練習を見に行ったとき、札を払うスピードにびっくりしたわ!
実際の試合を観たことがない方は、ぜひこちらの動画で、リアルな速さを擬似体験してみてください。
動画の4:35〜、試合がスタートします。
おお!確かにこれはスポーツだ!!
他のメジャーなスポーツと同様、この「スピード感」が競技かるたの魅力のひとつです。
競技かるたを楽しく観戦するには、まず最初のステップとして、札を払い飛ばす速さに注目してみましょう。
競技かるたの魅力②「ギャンブル」
ま、まさか、お金をかけているんですか…?!
いいえ、お金はかけていません。ギャンブル的な要素…言い換えるならば、運要素がある、ということです。
え、どういうこと?
先ほど、競技かるたでは、100枚の札すべてではなく、半分の50枚しか使わないと説明しましたね。
半分しか使わないとはいえ、試合の場には50枚の札が並んでいます。
これを全部ねらえればいいのですが、人間そんなに優秀ではないので、すべての札をねらうことはできません。
ですので、ある程度「当たりをつけて」試合をしています。
「この札は次に読まれそうだから、ねらっとこう!」みたいな感じですか?
その通り。野球のインタビューでしばしば、
「初球ストレートをねらってました!」
というシーンがあるかと思います。それと同じ。
「この球ねらってました」=「この札ねらってました」というイメージです。
なるほどね
ねらった札は素早く取れますが、ねらっていない札は遅くなってしまいますよね。
読まれる札はもちろんランダムですので、「ねらいが当たるか当たらないか」はとても大切なポイントで、ここに運要素があります。
さっきみた動画では、ぜんぶ速かったよ!!!
あはは(笑)選手にとって、ねらった札を速く取るのは当たり前。
試合に勝つためには、「ねらわなかった札をどう取るのか」も大事になってくるんです。
なので、選手はいろんな戦略を立てながら試合をしています。頭フル回転ですね!
選手がどのような戦略を立てて取っているのか…というのは、こちらの動画でわかりやすく紹介していますので、良かったら見てみてくださいね♪
※シリーズ後編の動画です。選手の戦略についてもっとも触れている回です。はじめて観る方は、前編からご覧ください。
選手の思考を推測して観てみよう
競技かるたは「スポーツ」に「ギャンブル的な要素」をトッピングした、とってもおもしろい競技なのです。
選手が札を取る「速さ」が見どころであるというスポーツ的な部分には、もちろん注目して観ていただきたいです。
それに加えて、ちょっと運要素があるのも競技かるたの魅力。そのため、とても戦略的なスポーツでもありましたね。
- 選手は何を考えて取っているのだろう…?
- なんでこういう手の動かし方をしたのだろう…?
- どうして今の反応は遅かったのだろう…?
このように、選手の思考を推測して観てみると、よりいっそう競技かるたを楽しんで観ることができます♪
おすすめ動画
かるたの魅力、なんとなくはわかったけど…
もう少しわかりやすく教えてくれないかなあ…
はい!文字で伝えるのには限界があるので、ちゃんと動画を用意してあります♪
記事の中でも小出しにしていましたが、競技かるたを観て楽しみたい方向けに、競技かるたを楽しく観戦するポイントをお話しした動画がございます。
ルールがよくわからなくても、おもしろおかしく観ていただける内容になっていますので、ぜひご覧ください。(前編・中編・後編の3本立てです!)
部活動やサークルの新歓の時期などに、新入生に見せる動画として活用するのもおすすめ。
一般のかるた会でも、新入会希望者に見ていただくと、魅力がぐんと伝わりやすくなるかと思います。
動画がおもしろいなあと思った方は、ぜひシェアをお願いします!
まとめ
今回は、「競技かるたを楽しく観戦するポイント」をお話ししました。
なんだかやってみたくなっちゃったな
おもしろそうだし、続きの動画もみてみよう!
子どもの大会では、前よりもしっかり観て応援ができそうだわ!
皆さんに競技かるたの魅力が伝わったようで良かったです♪
KarutaClubでは、これからも、競技かるたを「観て楽しむ」コンテンツを発信していく予定です。楽しみに待っていてください!