こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
新しく4枚の決まり字を覚えましょう。
今回で「ち」から始まる札はコンプリートです!
合わせて、定位置練習のようすもご紹介します。
競技かるた初心者さんに、
- 「ちぎりお」「ゆう」「うら」「はるの」の決まり字を教えます
- 文字が読めなくても覚えられます
- 動画で定位置練習のイメージがつかめます
本日の4枚
「ちは」はみんな速いから「ち」で取ったらお手つきになっちゃった
「ち」から始まる札は3枚あります。
「ちは」「ちぎりき」「ちぎりお」ですね。
3枚すべてが同じ陣地にあるか、2枚読まれないと「ち」では取れませんね。
それでは「ち」から始まる最後の1枚を覚えましょう。
「ちぎりお」
ちぎりおきし させもがつゆを いのちにて あはれことしの あきもいぬめり
この札が「ちぎりお」です。
赤丸で囲った始めの「あ」と中央の「あ」が特徴です。
字が読める人は、黄色で囲った「いぬ」に着目して「ちぎりお いぬ」で覚えてもよいですね。
👉動画で覚えたい方はYouTube
これで「ち」札コンプリートです。
まずは「ちぎりお」の共札(友札)「ちぎりき」で練習しましょう。
▶︎「定位置って?」という方はこちら
▶︎「ちは」の決まり字の覚え方はこちら
▶︎「ちぎりき」の決まり字の覚え方はこちら
わたしのかるた教室では、動画のように定位置練習をしています。
動画では「ち」札を使っています。
参考にしてみてくださいね。
札を覚えたばかりでも、定位置を決めれば上手に払うことができます。
お手つきも減りますよ!
「ゆう」
ゆふされば かどたのいなば おとづれて あしのまろやに あきかぜぞふく
この札は「ゆう」です。
赤丸の「あ」が「ちぎりお」と同じ場所にありますね。
青丸で囲った「ふ」「の」の着目してください。
「ゆう」君が、「ふ(たこ)」と「の(たま)」に挟まれているイメージです。
字が読める人は、黄色で囲った「あしが速いゆうくん」で覚えても良いです。
学校に「あし」が速い「ゆう」君がいます!
過去記事で早い者勝ち練習法を紹介しました。
早い者勝ち練習をしていると、文字を読むクセがついている子は、上の札を見て「あし」と言ってしまいます。
上の札を見て「ゆう」君と覚えた子はパッと見て「ゆう」と答えることができます。
イメージで覚えるのは大切ですね。
👉動画で覚えたい方はYouTubeへ
「うら」
先生!うちの子「うら」と「はるの」でお手つきするの。
どうしてかしら…?
両方の札を見てみましょう。
これは、かなり似ていますね。
大人は札の始めから読む人が多いので、理解できないかもしれませんが…。
「むなこそおしけれ」に加えて「ひ」「く」も同じです!
さっそく左の札から覚えましょう。
うらみわび ほさぬそでだに あるものを こひにくちなむ なこそをしけれ
この札は「うら」
赤で囲った「なむな」「うら」の呪文が特徴です。
字が読める人は、黄色で囲った「こひ くち」を見てください。
「濃口」の「うら」で覚えてもよいです。
「裏口」「うら ぐち」でもよいですよ。
👉動画で覚えたい方はYouTubeへ
「はるの」
はるのよの ゆめばかりなる たまくらに かひなくたたむ なこそをしけれ
この札は「はるの」。
赤丸の「た」が特徴的ですが、「あさぼらけう」も同じ場所に「た」があるので気をつけましょう。
▶︎「あさぼらけう」の決まり字の覚え方はこちら
字が読める人は、黄色で囲った「かひ」に着目して、「はるの 貝」「はるの 会」で覚えてもよいです。
ぼくは青で囲った「ななくそ」を見て、「はるの はなくそ」で覚えてまーす
「うら」「はるの」2枚でしっかり取る練習をしましょう。
「あさぼらけう」と、「うら」の共札(友札)「うか」も入れて、札流し(札落とし)もしましょうね。
👉動画で覚えたい方はYouTubeへ
▶︎「うか」の決まり字の覚え方はこちら
まとめ
新しく4枚の札、「ちぎりお」「ゆう」「うら」「はるの」を覚えました。
「ち」札コンプリート、おめでとうございます!
また、「ち」札定位置練習の仕方も紹介しました。
一緒にがんばりましょう♪
次回(25日目)も、新しく4枚の札の決まり字の覚え方をご紹介します。お楽しみに!