こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
今回は、2つの定位置に関するお悩みに回答します。
「定位置の決め方」「定位置の覚え方」に関するお悩みにお答えしていきます。
定位置決め・定位置の暗記にお悩みの競技かるた初心者さんに、
- 定位置の決め方(定位置を決める流れ)を教えます
- 定位置の覚え方(定位置を定着させる練習方法)をご紹介します
2つの定位置に関するお悩み
過去記事で、定位置の決め方をご紹介しました。
決まり字を覚えながら、並行して定位置を決めていくことをおすすめしていましたね。
定位置を決めていくなかで、困っていることはありませんか?
定位置が決められません!好きな場所でいいとは教わったけど…
定位置は決めたけれど、なかなか覚えられなくて…
うんうん、悩みますよね。
競技かるた初心者さんがよく悩まれるポイントのひとつが「定位置」。
今回は、B男さんとあいちゃんが悩んでいる、以下2つのお悩みについて、順番に回答していきますね。
該当するお悩みがあれば、見出しをタップ!
- 定位置の決め方について B男さんタイプ
自由に決めていい定位置だけれど、実際にどのような流れで決めればいいかわからない - 定位置の覚え方について あいちゃんタイプ
定位置は決められたけれど、覚え方がわからない
① 定位置の決め方にお悩みの方 B男さんタイプ
過去記事で、定位置の決め方のセオリーを、以下のように紹介しました。
- 好きな札は右下段(左利きの場合は左下段)※
- 1字決まりの札は下段
- 上段は3字決まりの札を置く
- 6字決まりの札(大山札)は右端または左内側に置く
そのうえで、最初は自分が覚えやすいように、好きな場所に決めてしまってOK!、とお伝えしましたね。
う〜ん、でも、自由すぎて決められないや…
好きな場所に決めてOKとはいうものの、どんな感じで決めていけばよいのか、わからないですよね。
そこで今回は、定位置決めに悩まれているB男くんといっしょに、定位置を決めていきたいと思います。
わたしが競技かるた教室で実践している流れで進めていきますね。
参考になれば幸いです。
初心者が定位置を決める流れ
わたしの競技かるた教室では、最初に定位置を決める際、各自が好きなように決めています。
「好きなように決める」とは、「各札から連想されるイメージをもとに決める」ということです。
具体的には、以下の3点を押さえて決めていきます。
- その札はどこの位置にありそうか(いそうか)?
- その位置は、右or左?
- その位置は、上?下?真ん中?
よりイメージがわくように、実際にB男くんといっしょに、定位置を決めていきますね。
題材とする札は、3枚「うか」「あい」「もも」です。
「うか」はどこにありそう?
「うっかり はげ」で覚えたんだよね、頭だから、上の方!
右?左?どちらかな?フィーリングで大丈夫だよ
右にします!
じゃあ次は、「あい」!どこにありそう?
「あいちゃん」の家は、ぼくの家の左の方だから、左かな
上?下?中?どこかな?
う〜ん、坂の下にあるから、下で!
最後に「もも」を決めましょう。
どこにありそうかしら?
「もも しり」で覚えたから…右の中で!
決め方のイメージは、わきましたでしょうか?
こんな感じで、札から自由に連想して、決めていきましょう。
②定位置を覚えるのにお悩みの方 あいちゃんタイプ
定位置は決められているけれど、なかなか覚えられない方は、「定位置の定着練習」をしましょう。
「定位置の定着練習」のやり方は、以下のとおりです。
「定位置の定着練習」の流れはこんな感じです。
この練習も、継続して行いたいですね。
以下のサイクルを日常的にまわしていけると、理想的です♪
Karuta Clubでは、決まり字の覚え方を紹介した記事を随時アップ中♪
参考にしてみてください。
札流し(札落とし)・新しく決まり字を覚えた札だけを使って取る練習
★本記事の内容
最初は、「何となく」で大丈夫です♪
少しずつ、取れるようになりましょう。
「自陣が取られなければ、必ず勝つ!」
初心者さんは、それくらいのつもりで、自陣の定位置を決めましょう。
おわりに
今回は、定位置に関する2つのお悩みに回答していきました。
定位置は、競技かるた初心者さんがしばしばつまずくポイントです。
ですが、とっても大事。
本記事が、少しでも迷える競技かるた初心者さんの助けになれば幸いです。
次回(15日目)は、新しく3枚の札の決まり字の覚え方をご紹介します。お楽しみに!