どうも!Karuta Club部長の川瀬です。
今回は、競技かるた で勝ち方をどうやって考えるかがテーマです。
競技かるたをやっていると、「考えないと強くなれないよ」とよく言われます。
言われたことある…
でも、何を考えればいいかわかりません
そうですよね。
「考えろ」とは言うけれど、何をどうやって考えればよいかは教えてくれないことが多いでしょう。
そこで、この記事では、競技かるたで勝つために何を考えればよいのか、ていねいに説明していきます。
考え方、教えてください!
ちなみに、勝つために考えるべきこととして、送り札や札の配置などが頭に思い浮かぶ人も多いかと思います。
しかし、もっと本質的で大事なことがあります。
ぜひ、この記事を読んで勝ち方を考えはじめるきっかけにしてみてください。
強くなるためのとびらを今ひらきましょう!
「競技かるたが強くなりたい!」と思った方に
- 競技かるたで勝つために何を考えればよいのかがわかります
- 競技かるたにおける勝ち方、戦略、戦術とは何かがわかります
- なぜ、勝ち方を考えることが重要なのかがわかります
なぜ勝ち方を考える必要があるのか?
そもそも勝ち方を考えるとは?
最初に、「勝つために何を考えればよいのか?」という問いに素直に回答すると、「無数にある」という回答になります。
冒頭で挙げた送り札や札の配置以外にも、細かいことを挙げればキリがないくらい、考えること、考えられた方がよいことは無数にあります。
しかし、どの内容も結局のところは「どの札をどれくらいがんばって取りにいくか」を決めるための材料を集めているだけと言えるでしょう。
どういうこと?
「どの札をどれくらいがんばって取りにいくか」を言い換えると、「どの札にどれくらい暗記時間と意識を使うか」になるでしょう。
つまり、限られた暗記時間をどの札の暗記に使うか、「絶対に取ってやるぞ」という気持ちをどの札に対して込めるかを考えるということです。
基本的に暗記と意識は使えば使っただけ、その札はより確実に取れるようになるので、より確実に自分が取れる札をどれにするかを決めているとも言えるでしょう。
勝ち方を考えないと強くなれない理由
すべての札をがんばって取りにいくのはダメなの?
すべての札がんばって取りにいくことがまったくダメというわけではありませんが、結果的に暗記や意識のムダづかいをすることになります。
ここで言うムダづかいとは、「暗記して意識したけど相手に札を取られた」という状況のことです。
何も考えずに暗記や意識をすべての札に使ってしまうと、どうしても一部の暗記や意識はムダになってしまいます。
どれだけ暗記しても札を取れなければ意味がないもんね…
そのとおりです。
相手が自分とまったく同じ能力の選手だと仮定して、例えば、以下のように暗記と意識をしたとしましょう。
- 自分は場にある50枚すべての札を平等に暗記・意識する
- 相手は30枚の札に暗記と意識を集中する
この場合、30枚の札について、自分よりも多く相手が暗記・意識していることになるでしょう。(よりくわしく考え方を知りたい方はこちらの記事が参考になると思います。)
相手が30枚取って、自分は20枚しか取れないんだね…
暗記時間と意識の使い方を考えないといけない理由がわかったよ
勝ち方を考える最初の一歩
ここまでで、勝ち方を考えるとは「どの札をどれくらいがんばって取りにいくか」を考えることであると、ご理解いただけたのではないでしょうか。
どの札にどれくらい暗記・意識を使うかを考えるとも言えるんだったね!
ここからは、実際にみなさんに「どの札をどれくらいがんばって取りにいくか」考えていただきたいと思います。
"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部。
競技かるたが強くなるための特典が盛りだくさんのコミュニティです。
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