どうも!Karuta Club部長の川瀬です。
この記事では、強くなるためにとても重要な、みなさんの今の実力にあわせた理想的な札の取り方について考えていきます。
札の取り方を、競技かるたで勝つための5つの力の分類で考えると、「②体を動かす力」と「③音を聞く力」に密接に関わっています。
競技かるたは、相手より速く札を取ればよい競技です。しかし、速く取りすぎるとお手つきをしてしまうリスクがあります。
お手つきしないギリギリの速さで札を取る、そんな理想的な札の取り方を作る3ステップを紹介していきます。
この記事の内容が実践できると実力が安定し、着実に強くなれるでしょう
「競技かるたが強くなりたい!」と思った方へ
- 今の実力にあわせた理想的な札の取り方を考えます
- 理想的な札の取り方を作る3ステップを紹介します
- 理想的な札の取り方をするために、集中すべきポイントがわかります。
はじめに
冒頭にも書いたとおり、競技かるたは、相手より速く札を取ればよい競技です。
しかし、その考え方では強くなるのは難しいでしょう。
なぜなら、相手にあわせた取り方では、自分がどれくらいのスピードで札を取ればよいのか、正解か分からないからです。
正解のイメージがないものを練習でできるようになるのは、よほど天才でないとできません。
練習はイメージ通りの取りをできるようにするためのものだからだね!
そのため、自分が目指す理想的な取りをきちんと考えて作っておく必要があります。
自分にとっての?正解があるんじゃないの?
もちろん、理論上の正解(理想的な取り方)というのもまったくないわけではありません。
ただ、競技かるたは複雑な競技ですので、一概にこれが理想的と言い切るのは難しい場合が多いです。
また、いくら理論上は理想的であっても、その取りが自分にできるかは別問題です。
自分の実力とかけ離れた理想的な取りをいきなり目指しても、コツを掴むきっかけすら訪れない場合が多いでしょう。
実力にあった理想的な取りを考えるのが大事なんだね!
そのとおりです。
今の自分の実力より少しレベルが高い理想的な取りを考えて、それができるようになる練習をしましょう。
もし大会などで、練習していた理想的な取りでも相手に先に取られてしまったら、その札は潔く諦めましょう。
なぜなら、理想的な取りよりも速いと、お手つきをしてしまう可能性が高いですし、必要以上に一枚に執着すると、他の札が取れなくなってしまいます。
また、相手がとても速く札を取っていて、お手つきしていなかったとしても、本当に相手が決まり字をきちんと聞いてから取っているかは分かりません。
そのため、相手のスピードに惑わされず、自分にとっての理想的な取りをしっかり再現することが重要です。
そして、それで負けてしまったら、自分にとっての理想的な取りのレベルを上げて、それができるように改めて練習するようにしましょう。
理想的な取りを作る3ステップ
理想的な取りは、札に触る瞬間をゴールとし、逆算して考えていきます。
大きく分けると、以下の3ステップで理想的な取りが作れるでしょう。
"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部。
競技かるたが強くなるための特典が盛りだくさんのコミュニティです。
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