こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
おなじみのイメージで覚えるシリーズです。
これまで、いくつかの「た」から始まる札を覚えてきましたね。
今回で、「た」から始まる札を覚えきっちゃいましょう!
競技かるた初心者さんに、
- 「たき」の決まり字を教えます
- 「た」札の復習をします
- 文字が読めなくても覚えられます
はじめに
これまでの過去記事で、いくつか「た」から始まる札を覚えてきましたね。
「た」から始まる札は、百人一首100枚中6枚です。
実は、これまで、5枚覚えてきました。
覚えた5枚、ちゃんと言えますか?
「たか」「たち」「たご」「たれ」…あと…
「たま」ね!
はい、正解です!
残りの「た」から始まる札は1枚です。
今日で覚えちゃいましょう♪
本日の1枚
「たき」
たきのおとは たえてひさしく なりぬれど なこそながれて なほきこえけれ
さっそく、札をみてみましょう。
これは「たき」という札です。
「な」が三角形なっているのが特徴ですね。
「なまえ が たき に ながれちゃう」歌、で覚えましょう♪
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「た」札の復習
ここで、これまでに覚えた「た」札の復習もしておきましょう。
「たま」
たまのをよ たえねばたえね ながらへば しのぶることの よわりもぞする
- 「のの」が丸い「たま(球)」にみえる
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「たご」
たごのうらに うちいでてみれば しろたへの ふじのたかねに ゆきはふりつつ
- 「ふ」「ふ」…タコが2匹いる
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「たか」
たかさごの をのへのさくら さきにけり とやまのかすみ たたずもあらなむ
- 「す」「す」がタカの爪にみえる
- タカが「と」(うさぎ)をねらっているようにみえる
- 「たた」…「た」が並んでいるのが特徴的
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「たち」
たちわかれ いなばのやまの みねにおふる まつとしきかば いまかへりこむ
- 「か」が上下にある
- 『ちはやふる』の登場人物「たいち」の「たち」
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「たれ」
たれをかも しるひとにせむ たかさごの まつもむかしの ともならなくに
- 「と」(うさぎ)が真ん中にいる
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「た」札6枚の覚え方
6枚もあるとさすがに厳しいよ〜
そうですよね。
では、「た」札の覚え方を教えますね。
「た」から始まる札の2文字目をまとめると…
「た」→か・ち・ご・ま・き・れ
なんだか、強そうなおまじないですね。
語呂合わせを使って、忘れないようにしましょうね。
「た」札は、お友達(共札・友札)がなく、すべて2字決まりで取るのが難しいです。
左右・上中下段、バラバラの定位置にすることがおすすめです。
まとめ
今日で、「た」から始まる札は、コンプリートです!
おめでとうございます!
次回(9日目)は、百人一首の札100枚ぜんぶを使って、散らし取りをして遊びましょう!
まだ決まり字を覚えきっていない状態なのに、100枚の札を使うのは不安ですよね。
でも、まだ覚えていない札があるからこそ、100枚の札を使うことに意味があるんです。
くわしくは、次回の記事へ!