こんにちは。Karuta Clubのゆか先生です。
今回、覚えるのは4枚です。
初心者さんに人気の札、多めですよ♪
それでは、今回もがんばりましょう!
競技かるた初心者さんに、
- 「わがそ」「なにし」「あい」「うか」の決まり字を教えます
- 文字が読めなくても覚えられます
本日の4枚
「わがそ」
わがそでは しほひにみえぬ おきのいしの ひとこそしらね かはくまもなし
こちらは「わがそ」という札です。
取り札を見てみると…
「しくし(涙)」
わたしのそで(袖)で、涙をふいているイメージです。
ながそで しくしく♪
「わがそで しくしく」ですよ!
「わがそ」で覚えましょう。
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「なにし」
「わがそ」の他にも、「しくし」が斜めにある札があります。
初心者さんに人気なので、合わせて教えちゃいますね♪
なにしをはば あふさかやまの さねかづら ひとにしられで くるよしもがな
この札は、「なにし」です。
取り札を見てみましょう。
青丸で囲った「く」が真ん中にあるのは、「なにし」だけです。
「くるよ」で覚える子も多い、人気の札です♪
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「わがそ」と「なにし」を覚えたら、この2枚で練習しましょう。
逆さまにして、敵陣モードでの取りにも慣れたら、自陣で置く場所(定位置)も決めてくださいね。
わたしのかるた教室の生徒さん、「なにしに くるよ ばばー!」で覚えると、大好きになるのですよね(笑)
「なにし」の札は、上の句の「名」・下の句の「人」で「名人」を表す…という語呂合わせから、名人戦の席決めに使われることも。
また、名人戦で運命戦になった際に、最後に残す人がいるとかいないとか…という噂も?
名人戦について知りたい方は、こちらの記事をどうぞ。
「あい」
あひみての のちのこころに くらぶれば むかしはものを おもはざりけり
この札は、「あい」です。
取り札を見てみましょう。
「も は」「も は」が特徴的。
「むかし」が読めるようでしたら、「むかし むかし あい姫というお姫さまがおりました」…と、昔話風に覚えてもいいですね♪
わたし、「あい」って名前だから、わたしの札です!
?!?!?!
A子さん、「あいちゃん」っていう名前なのね?!?!
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「うか」
「あい」にも似ている札があるので、お知らせします。
うかりける ひとをはつせの やまおろしよ はげしかれとは いのらぬものを
「うか」という札です。
例のごとく、取り札をみてみましょう。
「と は」「は け」のところが、「あい」にそっくりですね。
注意です。
「は け」が読めるようでしたら、「うっかり はげちゃった〜」で、覚えましょう。
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ここで、ちょっと復習。
この札は何でしょう?
「しり」があるから、「もも」だ!
大正解!
よくみると、「もも」にも「むかし」がありますね。
「むかし」が真ん中にあるから、「ももたろう」で覚えてもよいですよ。
「あい」「うか」「もも」の3枚で、練習してみましょう♪
語呂合わせが覚えやすいからか、「うか」も人気の札です
まとめ
いかがでしたか?
今日は新しく4枚の札、「わがそ」「なにし」「あい」「うか」を覚えました。
Karuta Clubの記事のとおりに覚えている方は、これで28枚覚えたことになります。
ほぼ30枚ですね!
次回(14日目)は、ちょっと中休みということで、「自陣の定位置」をテーマにお話しします。
そろそろ「定位置の決め方」「定位置の覚え方」に悩んでいる方もいるのではないでしょうか。お楽しみに♪