どうも、Mon Takanawaで歴代最高の競技かるたデモンストレーションができたと自負している川瀬です。#ラジオ
さて、今回は「集中力」をテーマにお届けします。
競技かるたが面白いのは、「リズムゲーム」×「ボードゲーム」が高度に組み合わさった、他では味わえない感覚のゲームだからです。
百人一首の読みを聞き、歌のリズムに合わせて場に並んだ取り札を取る部分はリズムゲーム。
札の配置や狙い札を考え、相手と駆け引きする部分はボードゲーム。
さらに、自分の体を動かすスポーツの側面、百人一首の文化的な側面がさらに競技としての魅力を高めています。
そして、リズムゲーム、ボードゲーム、どちらの側面も完成度が高く奥深いため、ちっとも攻略しきれません。
競技かるたを始めたら最後、多くの人が沼り続けるわけです。
競技かるた沼にハマり「もっと上手に取りたい」「もっと勝ちたい」とのめり込んでいくと、どこかで集中力の壁にぶつかります。
特に大会で勝ち上がって昇級しようと思うと、4〜6試合もの間、良いパフォーマンスを発揮し続けなければなりません。
ところが、競技かるたで必要な集中力はかなり複雑で、一筋縄ではいきません。
なぜなら、そもそも単体で非常に高い集中力が必要とされるリズムゲームとボードゲームが組み合わさっているからです。
リズムゲームで必要とされる集中力は、リズムに合わせて無意識に体が動いて、譜面を叩き続けるものです。
「このままいけばフルコンボだ!」と意識した瞬間に集中が乱れてミスしてしまった経験がある方も多いと思います。
一方、ボードゲームで必要とされる集中力は、常に頭を使って意識的に情報収集して作戦を検討し続けるものです。
具体的には、戦況の把握・分析、この後の展開の先読み、対戦相手の心理の想像などをしながら、次の作戦を検討していきます。
ここをサボると対応が遅れ、どんどん相手が有利な状況になっていきます。
つまり、競技かるたではリズムゲームで必要な無意識的な集中と、ボードゲームで必要な意識的な集中を両立させなければなりません。
無意識と意識の両立と言うと矛盾していますが、幸い競技かるたのリズムゲーム的な要素は札を取る時だけで、読みと読みの間に休み時間があります。
札を取る瞬間はリズムゲームの無意識的な集中、読みが始まるまではボードゲームの意識的な集中と、時間差を作ることで両立が可能です。
しかし、ボードゲームで必要な情報収集と作戦検討を短時間で完了できないと、札を取る瞬間にも意識的な集中が侵食してしまいます。
これが「集中力が乱れて上手く札を取れない」と感じる時に起きていることです。
つまり、無意識と意識の上手な切り替えこそが競技かるたにおける集中力の鍵です。
そのため、情報収集から作戦検討までを短時間で完了する力をつけるための訓練が欠かせません。
そして、この訓練にはいくつかボードゲームをやりこむのが最も手っ取り早いです。
もちろん、上手くポイントを押さえて競技かるたの練習ができれば、他のボードゲームをやらなくても力を伸ばすことはできます。
しかし、情報収集から作戦検討までの難易度でいけば、競技かるたは最難関のボードゲームです。
レベル1でラスボスに挑むような無謀さで、今から力をつける訓練としてはどう考えても不適切です。
まずは簡単なボードゲームで、情報収集から作戦検討を短時間で完了するためのポイントを抑えるコツを掴むことが大切です。
ポイントは大きく3つです。
"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部。
競技かるたが強くなるための特典が盛りだくさんのコミュニティです。
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