どうも、かるた業界にYouTubeでハイプ🌈⭐️ する文化を根付かせたい川瀬です。弱小業界に一大チャンスが来ています!
さて、本日は「悩みの解決」をテーマにお届けします。
最近、X、インスタ、Threadsで質問回答をちょくちょくしていて、今回X上で大きな議論が巻き起こる事件が発生しました。(プチ炎上?)
この質問というか悩みは、ほとんどの人が感じたことのある悩みで、それでいて解決が難しい&向き合い方が人それぞれだからこそ起こったものだと思います。
それだけ大きなテーマですので、数百文字ではなく、がっつり時間をとって深堀りしてみよう!というのが今回の記事です。
発端となった質問はこちらです。

少し長くて情報量が多いので整理します。
▼質問者さんの状況
- 所属:C級選手。
- かるた歴:C級に昇級してから約1年が経過している。
- 現在の課題:
- 最近、同級以上の選手になかなか勝てず、モチベーションが低下している。
- 試合では、序盤は競り合えても中盤で差をつけられ、精神的に立て直せないまま負けてしまうことが多い。
- 内面的な葛藤:
- 「どうせ練習しても無駄ではないか」と、自分の可能性を信じきれていない。
- 中盤で相手に連取されると「やっぱり自分はダメなんだ」と自己否定的な思考に陥ってしまう。
- 生活環境:
- 医学生であり、学業が忙しい。
- 練習時間が十分に取れていないと感じているが、本心では「もう少し時間は作れるはずだ」とも考えている。
- 目標:
- B級に昇級したい。
▼質問の要点
- モチベーションの維持方法について知りたい。
- 試合中に自分を信じるための具体的な方法について知りたい。
これに対して僕が回答した内容は以下の通りです。
青春ぜんぶ懸けてから言いなさい
#ちはやふる原田先生の言葉だけだとあれなので、以下ゴチャゴチャ書きます。 C級で自分の能力など推し測れるわけがありません。かるたを理解するには懸けた熱量が小さ過ぎ!
そんな余計なことではなく「どうしたら勝てる?強くなれる?」を考えてはどうでしょう?
質問に対する回答は、Xのポストに収まる140字で答えるようにしているので、かなり要点のみに絞って回答した形となっています。
今回のケースでは、僕がわざわざ言葉をこねくり回さなくても、原田先生の「青春ぜんぶ懸けてから言いなさい」という名言こそが答えだと思っての内容でした。
※今回のケースだと「ぜんぶ」ってのはちょいと言い過ぎで、「もう少し時間は作れる」と思っているだけの気持ちと時間を懸けましょうってことですね。(文脈から察して)
ちはやふる基金さんのホームページ(『ちはやふる』名シーン紹介chihayafund.com)で上記の漫画のシーンが読めるので、もし知らない人がいたら読んでみてください。
ちょっとスクロールしなきゃですが、2巻7首のところです。
そして、この回答に対していろいろとご意見をいただきました。
いろいろありましたが、ざっくりまとめると「厳しい!メンブレしてる人にかける言葉じゃない!」って感じでしょうか。
確かに、すでに苦しんでる人にストレートに直球でかけていい言葉ではなかったか、と思い直してポストした内容がこちらです。
すみません、いろいろな人からご意見頂いてますが、配慮、寄り添いの姿勢が足りませんでした。
モチベーションって結果が出ないと出ないんですよね。そこが難しいところです。 なので、歯食いしばるか、騙し騙しやるしかない。
試合中の話でいくと、札じゃないことに意識がいった時点で苦しい。 がんばって戻さないといけない。 この時に、試合(練習含む)に入る前から迷いが出てると、そりゃ意識は別のところにいってしまう。
強くなるのが全てではないので、勝負から離れて楽しむのか、勉強にシフトするのか、それも選択です。
ただ、それでも強くなりたい気持ちが心の底にあるのであれば、やると決める必要があるでしょう。
かるたも人生も迷ってる状況ではすべて中途半端になります。 (もちろん、そういう時期はあってもいいと思いますし、あるものですが、迷ってることは自覚しておきたいですね。)
ぶっちゃけ、言ってることは大して回答①と変わらないのですが、140字では書ききれなかったもう少し具体的な話と、メンタル面への寄り添いというオブラートに包み直しました。
この一連の流れを受けて、「いや、川瀬さんの回答①はド正論!」という擁護派の意見もたくさんポストされることになったのが今回のプチ炎上事件の概要です。
擁護してくださったみなさま本当にありがとうございます。
さて、ここまでが前段で、ここからが本題です。
今回のケースが議論になった理由は、質問者さんが置かれている段階の解釈が人によってずれたから巻き起こったことだと個人的には思っています。
- 勝てないことによる苦しさ、モチベーションの低下
- 「がんばって練習しても無駄になるのではないか」という不安・恐怖
- 「やっぱり自分はダメだ」という自信の喪失
こうした似たような悩みを抱えている人たちが、自分が置かれている段階と重ねていろいろな意見を発信したことで、様々な意見が出ることになったのです。
それもそのはずでで、こうした悩みはかなり複雑なので、質問者さんが置かれている段階、自分が置かれている段階を明確に切り分けられるくらいなら、そもそも悩んでなんかいないわけです。
逆に言うと、こうした悩みを抱えているみなさんが、今どの段階に自分がいるのかを明確に自覚できたら、悩みの解決に大きく近づけるでしょう。
そこで、今回は悩みの段階を大きく3つに分けて整理し、各段階にいる人がどうすれば悩みを解決できるのか、次の段階に進めるのかをまとめていきます。
ぜひ、悩みの解決に役立ててみてください!
"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部。
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