結果を出すための「心の試練」の乗りこなし方──名人返り咲きの裏の「心」の機微 #211

応援ありがとうございました!

どうも、名人に返り咲いてからというもの、なんだかふわふわしている川瀬です。

おかげさまで1月11日(日)に行われた第72期名人位決定戦で4期目の名人を獲得することができました。

応援してくださったみなさま、運営スタッフのみなさま、ありがとうございました。

特に昨年のストレート負けという結果を目の当たりにして、それでも失望せずに応援し続けてくださった方、現地まで足を運んでくださった方には感謝してもしきれません。

道半ばで遭難せずに済んだのはひとえにみなさまのお力あってのことです。
本当にありがとうございました。

ここでさらに文字を重ねることももちろんできるのですが、こういう話をきちんと伝える時に、どうしても文字は声に勝てません。

そのため、せっかくライブの体温の乗った音声が残っているので、そちらを共有させていただきます。

特に、試合直後のインタビューにはすべての想いが詰め込まれているので、まだ見ていない方は見ていただけると嬉しいです!

心と向き合うとは?

さて、今回の記事のテーマは、「心の試練」です。

前回に引き続き、「メンタル」「心構え」の話となります。

競技かるたで強くなるための技術的なノウハウが知りたくて会員登録されている方も多いはずで、もしかするとがっかりな方もいるかもしれません。

ただ、月並みですが、心技体がすべてそろわなければ大会で結果を出すことはできません。

それどころか、僕の体感としてはいつも「心」が遅れていて、後から「技」「体」に追いついてきました。

昨年の名人戦で失冠した理由の一つは間違いなく「心」がありますし、
今年は返り咲きできた理由の一つに間違いなく「心」の変化があります。

みなさんが昇級できそうでできないのも、多くの場合は「技」「体」ではなく「心」に課題があるからです。

心の試練がやってきていて、まだそれを乗り越えられていないのです。

だからこそ、競技かるたで強くなりたい、結果を出したい方には、ぜひ技術を磨くだけでなく、自分の心と向き合って欲しいのです。

おそらく、みなさんはここまで読んで、「そうだよね〜」と思いつつも、
どこか「ふ〜〜ん」「それで?」と感じてしまっている自分もいるのではないでしょうか?

なんとなく言いたいことは分かる気もするけど、「分かった分かった」って言いながら聞き流したくなる自分もいて、なんだかしっくりきません。

  • 自分の心と向き合いなさい
  • 自信を持ちなさい
  • 感謝をしなさい
  • 応援を力に変えなさい
  • 相手への敬意を持ちなさい
  • ・・・

きっと、うんざりするほど聞かされて、どこかしっくりこない自分がいる言葉の数々です。

それもそのはずで、心と向き合うとはこの「しっくりこない」を深ぼっていくことに他ならないからです。

「心」の話をしてくる大人は、この「しっくりこない」言葉達に対して、自分なりの「しっくりくる」答えを持っています。

みなさんはまだ「しっくりくる」答えを持っていません。
持っていないから、自分の心と向き合って「しっくりくるまで」その答えを探さなければなりません。

そして、残念ながら、これらの言葉をかけてくる大人達は、ほとんどの場合「しっくりくる」説明をしてくれません。

言語化できないからか、恥ずかしいからか、時間がないからか、大人自身が「しっくりきた」自分なりの答えの詳細は滅多に話してくれません。

上部の結論だけ「⚪︎⚪︎⚪︎なさい」とだけ言ってきます。

「しっくりこない」こちらからしたら、ちょっとムッとしてしまいますよね。

かといって、どうにか納得したくても、自分で考えたところでなかなか「しっくりくる」ものでもありません。

そのため、考え続けて、経験を積み重ねて、答えを探すしかありません。

そんな時に一部の大人だけが話してくれる、「その人がしっくりきた話」はとても参考になります。

もちろん、その話だけで完全に「しっくりくる」とは限りませんが、自分が「しっくりくる」までの道のりを大きく短縮してくれるでしょう。

前回の記事「努力の裏でふと不安になったあなたへ。道半ばの遭難を防ぐには【72期名人戦直前】」は、まさに

  • 応援してくれるみなさんに感謝しなさい
  • 応援を力に変えなさい

という言葉に、僕がようやく「しっくりきた」話を書いたものです。

恥ずかしながら、本当に記事を書いている途中にしっくりきたので、中身を途中で書き換えました。

それくらい、他の人の考え方・捉え方を参考にしつつも、考えに考えて、向き合って向き合って、ようやく「しっくりくる」ようなものです。

それだけ心と向き合うとは大変なことなのです。

競技かるたで強くなる・結果を出すために必要な過程の一つとして、「心と向き合う」のがかなり大変な道のりだとお分かりいただけたでしょうか?

そんなみなさんの大変な道のりに対して、僕が手助けできることは一つです。

一部の話してくれる大人の一人となり、自分の「しっくりきた」話をきちんとみなさんにお伝えしていくことです。

そこで今回は、みなさんが自身の心にしっかり向き合って「心の試練」を乗り越えられるように、

  • 「心の試練」ががやってくるタイミング
  • 試練の乗り越え方のヒントとなる僕が試練を乗り越えた過程

についてお伝えしていきます。

もちろん、昨年の名人失冠は僕にとって大きな大きな心の試練でした。

そして、この試練を乗り越えられたからこそ、返り咲きできたのだと思います。

他のタイミングの試練についても軽く触れますが、せっかくなので、この1年間の僕の心の機微を詳しく共有させていただきます。

恥ずかしさを我慢して「しっくりきた」話をしますので、ぜひ参考にしてみてください。

続きはKaruta Club Room限定

"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部

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