【競技かるた|戦略】実力差がつく3つの裏の要素 #43

どうも、明日の第三回決まり字百人一首大会の準備に追われて、練習量が減ってしまっている川瀬です。

今日は、練習できていないけど、最近考えている競技かるたの戦略についてまとめてみたいと思います。

今回は理論編で、競技かるたというゲームの性質をふまえて、実力差がつく3つの裏の要素について解説します。

競技かるたの実力差はどこから生まれるか?(表の要素)

実際にやっている方は嫌というほど思い知らされていると思いますが、競技かるたはシンプルに「札を取る力」が強い方が勝つゲームです。

ここには明確な実力差があって、A級選手と無段の選手が試合をしたら、まず間違いなくA級選手が100戦100勝でしょう。

なので、競技かるたで昇段・昇級するのに戦略はいらなくて、暗記して、音をよく聞いて、速く札を取る技術を磨くのが1番の近道です。

これが、基本的な競技かるたの考え方です。

ただ、ここには1つ落とし穴があって、どれだけ「札を取る力」を鍛えたとしても、そこには常に「札を取る力」が自分と同じ相手が存在し、その同じ力関係の人達の間で確実に実力差があるということです。

昇段・昇級するだけであれば、一つ上の段位・級の方と同じ札を取る力を身につけてしまえば問題ありません。

ただ、昇段・昇級した後でまたさらにもう一つ上の段位・級の方と同じ力を身につけないといけません。

しかし、B級、A級と上がっていくにつれて、札を取る力の差は小さくなっていき、相手に大きな差をつけて上回るのはどんどん難しくなっていきます。

そのため、早い段階(初心者のうち)から同じ「札を取る力」を相手に勝つ戦略(戦い方)は身につけておいた方がいいでしょう。

ちなみに、戦略(戦い方)と言っても、理論を知ってすぐその場で実践できるようなものはほとんどありません。

結局、札の取り方も戦略(戦い方)に合わせて変えていかなければならず、時間をかけた練習が必要となります。

だから、できるだけ早く考え方を知って、身につけておくことをオススメします。

競技かるたのゲームの性質(戦略の前提)

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