どうも!Karuta Club部長の川瀬です。
今回は、競技かるたで勝つための5つの力のうち「⑤心と向き合う力」の内容です。
よく、こんな声をいただきます。
- 「次の大会で絶対に昇級したいです」
- 「大会で緊張してしまって、いつもの実力が発揮できません」
- 「大会で緊張でお手つきがいつもより増えてしまいます」
今回は、大会で緊張や勝ちたい気持ちをコントロールするための1つの方法として、「試合で絶対に勝つのは不可能」「実力があっても、昇級には運も必要」という事実を受け入れるやり方をご紹介します。
最後に、昇級するために普段の練習で心がけることも紹介します!
「大会で昇級したい!」と思った方に
- 「試合で絶対に勝つのは不可能」「実力があっても、昇級には運も必要」な理由がわかります
- それを踏まえて、緊張をコントロールする方法をご紹介します
- より確実に昇級するために練習すべきことをご紹介します
“試合で絶対に勝つのは不可能”である理由
“試合で絶対に勝つのは不可能”な理由は、かるたの競技の特性によるところが大きいです。
3つほど根拠があるので、順番に読んで納得できると、事実として受け入れられるようになると思います。
そうすれば、不必要に緊張してメンタルがやられてしまうことが減らせるでしょう。
理由❶ すべての札を取るのは無理
例えば、自分と同じ級の人が相手だとして、最初に読まれた札は取れるでしょうか?
得意な5枚くらいは絶対取れると思うけど…
別れ札は片方しか取れないな…
最初の50枚ある札のうち、自信を持って取れる札ってそんなに多くないですよね。
仮に昇級できるだけの実力があったとしても、実際に取れる札は30枚くらいで、残りの20枚が読まれた相手に取られてしまうのではないでしょうか?
これが、残り49枚、48枚、47枚…と減っていく中で、毎回行われるのが競技かるたです。
自分が取れない札が連続で読まれる可能性もあるよね…
そうなんです。自分の方が強かったとしても、相手に連取されてしまう可能性が常にあります。
そして、練習でできるのは、以下のようなイメージで少しずつ取れる可能性を上げるだけです。
練習量 | 自分取り | 相手取り |
---|---|---|
💪 | 31枚 | 19枚 |
💪💪 | 32枚 | 18枚 |
💪💪💪 | 33枚 | 17枚 |
相手が得意な札や狙っている札があることを考えると、50枚すべての札を取るのは無理でしょう。
ですので、勝率は高めることはできても、勝率100%どころか、勝率70%にするのもかなり大変です。
理由❷ 運の悪さで勝ちパターンから外れる
"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部。
競技かるたが強くなるための特典が盛りだくさんのコミュニティです。
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