どうも!Karuta Club部長の川瀬です。
今回は、札の取り方を6種類ご紹介し、そのメリット・デメリットを説明します。
札の取り方というと、払い手、突き手、押さえ手、囲い手、戻り手、渡り手といった、体の動かし方をイメージされた方も多いかもしれません。
しかし、この記事では違う切り口、具体的には「札を取るスピード」と「取れる札の枚数」で分類します。
この6種類の取り方にそれぞれメリット・デメリットがあり、札によってどの取り方が適しているかが変わります。
この記事を読んで6種類の取り方について知り、どの取り方を優先して練習するか、練習した取り方をどう使い分けるとよいのか、考えられるようになりましょう。
使い分けられなくても、知っていれば相手の取り方の弱点を分析できるようになります。
「競技かるたが強くなりたい!」と思った方に
- 札の取り方を6種類ご紹介します
- それぞれの取り方のメリット・デメリットを説明します
- それぞれの取り方を使うオススメの場面を紹介します
6種類の札の取り方
それではさっそく、6種類の札の取り方をご紹介していきます。
❶ 飛び出し
1つ目の取り方は「飛び出し」で、最も基本的な取り方と言えるでしょう。
「飛び出し」では、1音目が聞こえて何の音が読まれたかわかった瞬間から、その音から始まる札(候補札)のうち、いずれか1枚の札に向かって積極的に手を出していきます。
一言で説明するなら、取ろうとした2字決まりの札1枚を高確率で取るための取り方です。
「飛び出し」における2字決まりの札の取り方は、1音目が読まれている間に候補札のすぐ手前まで手を動かし、候補札が実際に出札だった場合、2音目が聞こえた瞬間に札に触るのが理想です。
なんで「飛び出し」が最も基本なの?
「飛び出し」を最も基本とした理由は、先ほど説明した「取ろうとした2字決まりの札1枚を高確率で取れる」ことが、競技かるたで勝つために非常に重要だからです。
競技かるたというゲームには、以下の2つの特徴があります。
- 決まり字の変化も含めて、2字決まりの状態で取ることになる札が半分以上ある
- がんばって取ろうとした札を相手に簡単に取られてしまうと、何も取れなくなってしまう
乱暴な言い方をすると、競技かるたは2字決まりの札を取り合うゲームであり、2字決まりをがんばっても取れないなら、相手に一方的に札を取られて負けるだけになってしまいます。
まずは2字決まりを速く取れるようになる必要があるんだね
じゃあ僕は「飛び出し」マスターになるね!
その意気です!
ただし、「飛び出し」にもデメリットがありますので、注意が必要です。
"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部。
競技かるたが強くなるための特典が盛りだくさんのコミュニティです。
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