暗記の仕組みを反応の仕組みに近づける #65

どうも、最近めっきりかるたが弱い川瀬です笑

別に大会に出るわけでもないので、細々と実力を維持できればいいかなと今は思っています。
※オフシーズン

さて、本日は「暗記の仕組みを反応の仕組みに近づける」というテーマでお届けしていきたいと思います。

暗記の基本については、いろいろと過去にまとめていますのでそちらをご参照ください。

今回は、自分の取りにあった暗記をするための応用編です。


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「暗記が入っている」の勘違い

散々いろいろなところで言っていますが、競技かるたでは札の場所を覚えるだけでは、うまく反応して札を取ることはできません。

理由は、テストの問題のような回答ができるだけでは不十分だからです。

「暗記は入っています。」と答える人の99%は「”あきの”の札はどこにありますか?」と聞かれたら、「相手陣右下段の奥から3枚目です。」と指差しできると思います。

でも、その中の多くの人は「”あきの”たの♪」と言われても決まり字ぴったりで札を取ることができない。
場所は分かっていても札は取れない。

この「場所はわかるけど反応して札が取れない状態」を暗記が入っているとは言いません

まずは、ここを自覚してください。

場所ではなく、札の取り方のイメージを覚える

では、反応できるようにするにはどうすればいいのか?

札の場所を覚えるのではなく、札の取り方のイメージを覚えます。

”あきの”と聞こえたら、「”あきの”の札を取るために体が動いて手が伸びて札を払いきるところまでの体の動き方が一瞬で頭の中にイメージできるように覚えます。

ここまでは、基本の「キ」です。
では、この札の取り方のイメージをどう作っていけばよいのか?

一番簡単な方法は、暗記の仕組みを反応の仕組みにできるだけ近づけることです。

暗記の仕組みを反応の仕組みに近づける

反応の仕組み

反応の仕組みを細かく分析していくと、以下のようなフローになります。

続きはKaruta Club Room限定

"Karuta Club Room"は、第68,69,70期競技かるた現名人である川瀬将義が中心となり設立したオンラインかるた部

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