「出札を言い訳にするな」──その教え、戦略として三流です。確実に昇級する戦略論 #220

どうも、初めて海外でかるたの普及活動をしてきた川瀬です。#ラジオ

今回は「確実にリードを広げる戦略」をテーマにお届けします!

「出札が悪かった」

試合に負けた人がよく口にする言葉です。

おいおい、言い訳するなよ、と思った方も多いでしょう。

しかし、わかりやすく分かれ札の反対が出続けたり、相手の狙い札が出続けることもあります。

競技をしていれば、誰にでも経験があるはずです。

もちろん、いつも負けを出札のせいにしていては全く成長しません

実際には試合の一部だけを切り取って「出札が悪かった」と思い込んでしまっているケースもかなり多いです。

人間にはポジティブな側面よりネガティブな側面を5倍も感じやすいバイアスがかかっています。

出札が悪いシーンが5倍も強く印象に残っているのです。

それでも、仮にこのバイアスを完全に排除できたとしても、事実として、確実に出札が悪い試合・局面は存在します

そのため、「出札を言い訳にするな」という教えをやりきろうとすると、場にある札どれが読まれても取る力をつけなければなりません。

これは手の届かない理想論です。

同級の相手から分かれ札を両方取るのがどれだけ難しいか、みなさん肌で感じていると思います。

たまに取れることもありますが、それは相手のミスに助けられているだけです。確実に両方取ることは難しいです。

分かれ札に限らず、何かを取ろうとすれば、何かを相手に取られてしまうのが競技かるたです。

つまり、「出札を言い訳にするな」という教えは、心構えとしては正しいけれど、戦略としては三流です。

出札が悪いことも想定の範囲内として計算しながら、全体の勝率を高めるのが戦略です。

そこで今回は、出札が悪い試合も含めて大会で連戦連勝し、より昇級を確実にするための戦略の立て方をお伝えします!

出札で一喜一憂するのは、今日で最後にしましょう!

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