上の句

和歌(百人一首)の「五・七・五七・七」のうち、「五・七・五」に当たる部分のこと。例えば、「あきのたの かりほのいほの とまをあらみわがころもでは つゆにぬれつつ」という歌であれば、「あきのたの かりほのいほの とまをあらみ」の部分のこと。百人一首の取り札には、この上の句の部分の文字が書かれていないため、上の句を聞いて下の句が書かれた取り札がわかる必要がある。(かみのく)