こんにちは!Karuta Club副部長のなっちゃんです。今日はかるたを始める5STEPの中の、STEP1についてお話します♪
「競技かるたを始めよう!」と思った方へ
- 競技かるたを始める前に、これだけは押さえておきたい大前提を解説します
目次
はじめに

今日から競技かるたを始めよう!
ようこそ!競技かるたの世界へ。競技かるたができるようになるまで、一緒にがんばりましょう!

えっと、まず札を買って、歌を覚えて、それから…
うんうん、何から手を出せば良いか、わからないですよね。
何事もそうですが、闇雲に始めても、スムーズにはいきません。
そこで今回は、競技かるたを始めるうえで、最初に押さえておいてほしい大前提をひとつ授けます。全く競技かるたを知らないあなたにこそ、絶対に知っておいてほしい大前提です。この大前提を知っておくことで、ゆくゆくの習得がスムーズになります!
競技かるたの大前提
読まれるのは上の句、札に書かれているのは下の句
これだけは押さえてほしい競技かるたの大前提はひとつ。それはこちら。
- 競技かるたでは、読まれるのは上の句だけ、取り札に書いてあるのは下の句だけ

え?どういうこと?
もう少し解説しますね。
言わずもがな、競技かるたでは百人一首を使います。
百人一首は「五・七・五/七・七」からなる和歌。
赤マーカーを引いたところを上の句、青マーカーを引いたところを下の句と言います。
例えば、こんな感じ。
あきのたの かりほのいほの とまをあらみ/わがころもでは つゆにぬれつつ
後撰集秋中302
では、この歌の取り札を見てみましょう。


下の句しか書いてないぞ!
そうなのです。取り札には、下の句しか書かれていないのです。ですが、読まれるのは上の句だけ。

普通のかるただと、読まれたことがそのまま書いてある札を取るけれど、競技かるたは違うんですね
そう。そこが普通のかるたと競技かるたの大きな違い。
そしてこの違いこそが、競技かるたを始める前に押さえておいてほしい大前提なのです。
めざすのは「上の句を聞いて、下の句がわかる」状態

じゃあ、どうやって札を取ればいいの?

わかった!上の句を聞いて、下の句がわかるようになればいいんだ!
大正解!競技かるたには「読まれるのは上の句だけ、取り札に書いてあるのは下の句だけ」という大前提があります。
なので、上の句を聞いて、瞬時に下の句がわかるようになれば、札を取ることができますね。
今は大前提だけ押さえておけばOK

つまり、百人一首を全部覚えないといけないのか…
大丈夫です、安心してください!
確かに、「上の句を聞いて、下の句がわかる」状態になることは、競技かるたをするうえで必要条件となりますが、今すぐ覚える必要はありません。
(繰り返しになりますが、)いま知っておいてほしいのは、こちらの大前提のみ。
- 競技かるたでは、読まれるのは上の句だけ、取り札に書いてあるのは下の句だけ
これだけは必ず覚えておいてください!「上の句を聞いて、下の句がわかる」状態には、ゆくゆくなれればOKです♪
まとめ
今回は、競技かるたを始める前に押さえておきたい大前提について説明しました。
その大前提はこちらでしたね。
- 競技かるたでは、読まれるのは上の句だけ、取り札に書いてあるのは下の句だけ
今は、これだけわかっていれば十分です!
次回は、STEP2「決まり字かるたを無料でお試し」です。百人一首を覚えなくても、楽しく遊べる方法があります♪詳しくはこちらの記事を読んでくださいね。
